【2025年最新】ビジョン・コンサルティングの平均年収は667万円!中途採用率や初任給も解説

ビジョンコンサルティング 年収

ビジョン・コンサルティングは、2014年に設立した日本発のグローバルコンサルティングファームです。

コンサル業界でも急成長中のファームとして注目を集めており、就活生や転職活動者に人気のある企業です。

本記事では、ビジョン・コンサルティングの平均年収や、年代・職種別の年収・残業時間・福利厚生について解説します。

ビジョン・コンサルティングの基本情報や年収が高い理由にも焦点を当てるため、就職や転職を検討中の方はぜひ参考にしてください。

本記事の要点はこちら

ビジョン・コンサルティングの平均年収は?

openworkによると、ビジョン・コンサルティングの平均年収は「677万円」となっています。

国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」では、全国の平均年収は460万円でした。

そのため、ビジョン・コンサルティングの平均年収は全国平均よりも200万円ほど高いことがわかります。

ビジョン・コンサルティングの年代別年収は?

openworkの情報によると、ビジョン・コンサルティングの年代別年収は以下の通りです。

年齢平均年収
25歳449万円
30歳620万円
35歳770万円
40歳879万円
45歳932万円
引用:openwork|ビジョン・コンサルティング|年代別年収
ビジョン・コンサルティングの中途採用率は?

ビジョン・コンサルティングでは、公式サイトにて中途採用比率を公開しています。

年度中途採用比率
2019年度86.4%
2020年度86.8%
2021年度82.8%
引用:ビジョン・コンサルティング|中途採用

上記からわかるように、ビジョン・コンサルティングでは中途で採用された方が多く活躍しています。

経歴がある方だけでなく、20代や第二新卒での転職実績も出しているため、転職難易度は高くともチャンスは十分にあります。

目次

ビジョン・コンサルティングの平均年収は677万円

openworkによるとビジョン・コンサルティングの平均年収は「677万円」であり、全給与所得者の平均年収と比べると200万円ほど高いことがわかります。

年度ビジョン・コンサルティングの平均年収全給与所得者の平均年収
2025年時点677万円460万円
引用:国税庁|民間給与実態統計調査
引用:openwork|ビジョン・コンサルティング|年収

しかし、ビジョン・コンサルティングは有価証券報告書にて平均年収を公表していないため、上記の平均年収はあくまでも目安です。

openworkの口コミをもとにしているため、より多くの年収を得ている方もいることが想定されます。

ビジョン・コンサルティングと他社の年収を比較

ここでは、ビジョン・コンサルティングと他社の年収を比較して紹介します。

スクロールできます
企業名平均年収引用元
ビジョン・コンサルティング約677万円openwork|ビジョン・コンサルティング|平均年収
PwCコンサルティング約972万円openwork|PwCコンサルティング|平均年収
ドリームインキュベータ(DI)約1,275万円23年度有価証券報告書
フロンティア・マネジメント(FMI)約1,269万円23年度有価証券報告書
ベイカレントコンサルティング約1,074万円23年度有価証券報告書
三菱総合研究所(MRI)約1,108万円23年度有価証券報告書
シグマクシス約1,134万円23年度有価証券報告書
シンプレクス約929万円23年度有価証券報告書
山田コンサルティンググループ(YCG)約911万円23年度有価証券報告書
大和総研約733万円openwork|大和総研|平均年収
フューチャー約799万円23年度有価証券報告書
船井総合研究所約670万円23年度有価証券報告書
引用:各社IR

ビジョン・コンサルティングの年収は、他社と比べるとそれほど高くはありません。

また、openworkの全体の口コミデータでは、コンサルタントの平均年収は「804万円」(※2024年5月末時点)と発表されています。

とはいえ、ビジョン・コンサルティングはグローバルな展開力や高い顧客満足度を誇るため、今後はさらに高い年収となる可能性も十分にあるでしょう。

ビジョン・コンサルティングにおける給与体系|年代別・役職別の年収は?

ここでは、ビジョン・コンサルティングの年収がどのように決まるのかを紹介します。

ビジョン・コンサルティングの給与制度は、基本給と賞与にわかれており、賞与は給与の数ヶ月分です。

ビジョン・コンサルティングの年収= 基本給 + 残業代 + 賞与(年2回)

グレードに応じて年収が上がる仕組みで、7つの階級にわかれています。

賞与は年2回あり、各給与1ヶ月分が支給額です。

評価制度は、6つのコンピテンシーと4段階評価を軸に360度評価を採用しています。

賞与:夏冬それぞれで1ヵ月分支給される。比較的定量的に評価されるため、アベイラブル期間等があるとその分減額される。

昇給:給与テーブルはランク毎に細かく決まっており、普通に業務していれば順当に上がっていく。昇給率は5%~10%くらい。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサルティング事業部、在籍3年未満、男性

ビジョン・コンサルティングの役職別の年収

ビジョン・コンサルティングでは、以下の役職をもとに年収が決定されます。

役職
  • ビジネスアナリスト
  • シニアアソシエイト
  • エンゲージメントマネージャー
  • アソシエイトプリンシパル
  • プリンシパル
  • パートナー

続いては、ビジョン・コンサルティングの役職別の年収を見ていきましょう。

役職(グレード)年収イメージ年次イメージ
ビジネスアナリスト400-650万円1-3年目
シニアアソシエイト700-1,000万円4-6年目
エンゲージメントマネージャー1,000-1,200万円7-10年目
アソシエイトプリンシパル1,200-1,500万円10-13年目
プリンシパル1,800万円程度14年目以降
パートナー評価次第評価次第

ビジョン・コンサルティングでは、6年目以降に年収1,000万円を突破できる可能性があります。

しかし、openworkの口コミによると、新卒社員の給与水準が極めて低いとの意見もありました。

新卒社員の給与水準はかなり低く、東京で一人暮らしするには厳しいレベルの額しか貰えない。初めの基本給が低い分、入ってからの上昇率が高いと入社前に言われており、毎年平均10%は昇級すると伺っていたが、そのデータは数年前のものだったことが入社後判明した。

引用:openwork|年収・給与制度|ビジネスアナリスト、在籍3年未満、男性

SEで中途採用の場合、前職より年収がアップするとの意見もあるので、キャリアのある方の方が評価されやすい可能性があります。

中途はSE出身ならほぼ確実に前職より年収UPできる。採用の方針がそうなっている。

引用:openwork|年収・給与制度|ビジネス推進部、在籍3年未満、男性

ビジョン・コンサルティングの年代別の年収

openworkの情報によると、ビジョン・コンサルティングの年代別年収は以下の通りです。

年齢平均年収
25歳449万円
30歳620万円
35歳770万円
40歳879万円
45歳932万円
引用:openwork|ビジョン・コンサルティング|年代別年収

国税庁発表の「民間給与実態統計調査結果」では、全給与所得者の年齢別の平均年収は以下の通りでした。

年齢平均年収
20~24歳253万円
25~29歳353万円
30~34歳345万円
35~39歳336万円
40~45歳343万円

年代別に見ると、ビジョン・コンサルティングの年収は平均よりも2倍ほど高いことがわかりました。

ビジョン・コンサルティングの残業代

ビジョン・コンサルティングの残業代は、シニアアソシエイトまでは働いた分支給されます。

シニアアソシエイト以上の役職になると、45時間分が見込みとして支払われる仕組みです。

残業手当は、管理職以下であれば実績分支払われる。管理職は、45時間分が見込みとして支払われるので、深夜残業・休日出勤の手当てが支払われる。(ただし、深夜残業・休日出勤はほとんどない)

引用:openwork|年収・給与制度|ITコンサル、在籍3年未満、男性

ビジョン・コンサルティングの賞与(ボーナス)

ビジョン・コンサルティングの賞与は年2回で、6月と12月に支給されます。

賞与は夏冬の年2回。上期、下期のそれぞれ各自の評価結果をベースに支給されている。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサルティング部、在籍3年未満、男性

賞与:2ヶ月(成績や会社業績による変動あり)、概ね、上昇傾向にあり

昇給:年に1回

各種手当て:交通費・健康診断(5000円支給)

残業はEngagemanagement以上は40時間の見込みになり、それ未満は40時間弱まで計上できる。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサルタント、在籍3年未満、男性

年間で給与2ヶ月分の賞与が支給され、近年は上昇傾向にあるようです。

他社と比べると賞与の割合は高くありませんが、ベースの給与が高いとの意見がありました。

給与制度:賞与は高くないが、その分ベースの給与が高いため満足している。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサルタント、在籍3年未満、男性

ビジョン・コンサルティングの初任給

公式サイトの採用情報では、募集要項にて初年度想定年収を「350万 ~ 400万」と公表しています。

また「リクナビ2025」の情報では、ビジョン・コンサルティングの初任給は以下の通りです。

職種月給基本給固定残業代
ビジネスプロデューサー250,000円(固定残業代含む)184,000円66,000円/45時間
コンサルタント職
※2025年3月時点

上記から、1年目からでも400万円近くの年収を得ることが可能です。

ビジョン・コンサルティングの一般職の年収

ビジョン・コンサルティングの一般職の年収は、公式サイトやopenworkの口コミでは公開されていませんでした。

dodaの募集要項によると、経理の給与は以下の通りです。

予定年収月給月額(基本給)その他固定手当/月
350万円~400万円250,000円~285,715円184,000円~210,000円66,000円~75,715円
※2025年3月時点

上記から、一般職でも他の職種と初任給に大きな差はないようです。

ビジョン・コンサルティングは男女で年収差はある?

openworkの口コミでは、男女で仕事内容や年収に差はないとの意見がありました。

男女で特に仕事内容や待遇に差がつく訳では無いため、女性だからと差別されている感覚は特にないと思う。 その点は非常に働きやすいと感じる。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサルティング部、在籍3~5年、女性

年功序列ではなく、成果主義なので、性別は関係なく、成果を上げれば、男性と同様に評価される。ただ、その分、甘えは許されないので、プライベートを犠牲にして、スキルを高める必要がある。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサルタント、在籍3~5年、男性

口コミの通り、ビジョン・コンサルティングは性別で仕事を区別しないため、最前線で活躍する女性も少なくありません。

女性でも実力次第で責任のある仕事を任せられるので、仕事のやりがいに重きを置く女性に向いている企業といえます。

ビジョン・コンサルティングの働き方|残業時間・離職率・福利厚生は?

ここでは、ビジョン・コンサルティングの残業時間や離職率、福利厚生を紹介します。

ビジョン・コンサルティングの残業時間

コンサルティング業界は残業が長いケースが多く、平均残業時間は40時間と言われています。

しかし、ビジョン・コンサルティングでは、平均月残業時間20時間と、異例の低残業時間を実現しています。

ビジョン・コンサルティングの公式サイトでも公表しており、口コミでも残業時間は多くないとの意見が多数ありました。

コンサルティング業界ではホワイトな企業。残業もあるが、多くはない。

引用:openwork|ワーク・ライフ・バランス|ビジネスプロデューサー職、在籍3年未満、男性

36協定を順守しているので、残業45時間/月は超えない。人事部が残業時間を管理しており、超えそうになるとアラートが上がる。

引用:openwork|ワーク・ライフ・バランス|ビジネスプロデューサー、在籍3年未満、男性

ビジョン・コンサルティングの平均勤続年数

ビジョン・コンサルティングの平均勤続年数は、公式サイトやopenworkでは公表していませんでした。

「リクナビ2025」に掲載している、ビジョン・コンサルティングの募集要項では以下の通り紹介しています。

年度平均勤続年数
2022年12月実績10
引用:リクナビ2025株式会社ビジョン・コンサルティング

国税庁が令和4年に公開した「民間給与実態統計調査」によると、企業全体の平均勤続年数は12.7年なので、ビジョン・コンサルティングの平均年数はやや短めといえます。

ビジョン・コンサルティングの福利厚生

ビジョン・コンサルティングの新卒採用の採用情報では、募集要項にて以下の福利厚生があることを記載しているので一部を紹介します。

福利厚生
  • 社会保険制度あり
  • 労災完備
  • 研修あり
  • 交通費支給
  • 有給休暇
  • 育児短時間措置
  • 妊婦特別休暇
  • 産前産後休暇
  • 特別休暇
  • 夏期休暇

参考:ビジョン・コンサルティング|採用情報・新卒採用・職種詳細

また、上記以外に関東ITソフトウェア連合組合に加入しているため、組合員は以下のサービスを受けられます。

サービス例
  • レストラン・保養施設・宿泊施設など組合員向けのサービスが充実している
  • 一泊2食付で、約5000円~利用できる箱根、館山などの施設あり
  • 会議室・野球場・テニスコート・フットサルコートなどの利用可能
  • キャンプ場・ホテル・ゴルフ場・フィットネスジムなどの割引あり

ビジョン・コンサルティングのキャリアパス

ビジョン・コンサルティングでは多彩なキャリア形成のために、業界では珍しく「プール制」を導入しています。

プール制とはプロジェクトベースで業界、業務内容、コンサルティングフェーズを変更できる制度です。

例えば、1年目「ITコンサル」2年目「業務コンサル」3年目「戦略コンサル」といったように、業務内容などを変えられます。

一般的にコンサル企業では、業界やフェーズで部門をわけていることが大半です。

そのため、キャリア形成のために他企業への転職や他部門へ異動が発生し、ひとつの企業でスキルや実績を得ることが比較的難しいとされています。

ビジョン・コンサルティングでは、プール制を導入することで、全社員一人ひとりのキャリアを最短で形成できる取り組みを行っています。

ビジョン・コンサルティングはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説

ここでは、ビジョン・コンサルティングの主な事業や年収が高い理由、今後の展望について解説します。

ビジョン・コンサルティングの主な事業・サービス内容

ビジョン・コンサルティングは2014年に日本発のグローバルコンサルティングファームとして設立しました。

「コンサルティング」「グローバル」「新規事業」の3つの事業を通して、より良い社会の実現を目指しています。

ベンチャー企業ではあるものの、コンサルティング業界の中でも急成長中のファームとして注目を集めており、日本国内だけでなくロサンゼルスやシンガポールにも支社を持っています。

代表取締役社長は石井千春氏が務めており、本社は東京都港区六本木に置かれています。

概要
会社名株式会社ビジョン・コンサルティング
英語名Vision Consulting, Inc.
資本金1億円
本社所在地東京都港区六本木6丁目10-1
六本木ヒルズ森タワー39階
※2025年3月時点の情報

ビジョン・コンサルティングの年収が高い理由

顧客満足度が高いことが、ビジョン・コンサルティングの年収が高い理由のひとつです。

ビジョン・コンサルティングの顧客満足度は94.6%と、非常に高い水準を誇っている点が特徴です。

ビジョン・コンサルティングでは評価制度の主たるものを「顧客評価」としているため、顧客満足度の高さが年収アップにつながっています。

年収を率先して上げたい場合は、顧客満足度の向上に努めるとよいでしょう。

ビジョン・コンサルティングの今後の展望

ビジョン・コンサルティングは「DXでカーボンニュートラル・サーキュラーエコノミーの実現へ」を今後の展望として掲げています。

そのために、以下の点に注力することを公式サイトにて発表しました。

取り組み
  • ユーザーを増やして多くの企業に活用してもらう
  • パートナー企業との連携強化
  • サービス自体を魅力的なものに育てていく

さらに、データを活用した新しいサービス、他のプラットフォームとの連携など、新しいことへも取り組み、多くのユーザーに価値を還元していく予定です。

また、サプライチェーンの対象とする業界の範囲拡大や海外展開など、サービスをさらに拡大・向上させていくことを目指しています。

まとめ

本記事では、ビジョン・コンサルティングの公式サイトやopenworkの口コミをもとにビジョン・コンサルティングの年収について紹介しました。

ビジョン・コンサルティングの平均年収は、約677万円となっており、全国民の平均460万円と比べて200万円ほど高い年収となっています。

年度ビジョン・コンサルティングの平均年収全給与所得者の平均年収
2025年時点677万円460万円
引用:国税庁|民間給与実態統計調査
引用:openwork|ビジョン・コンサルティング|年収

しかし、この数字はopenworkの口コミによるものなので、実際にはより多くの年収を得ている方も多いことが考えられます。

ビジョン・コンサルティングは顧客満足度が高く、顧客評価が報酬に影響することが、高い年収を得ている理由のひとつです。

性別に関係なく働ける環境であり、多彩なキャリア形成にも力を入れているため、今後もさらなる成長が期待できる企業といえるでしょう。

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