リブ・コンサルティングの平均年収は726万円!年代別の給与も解説

リブ・コンサルティングは、おもにベンチャー企業を対象に経営支援やDXコンサルティングを提供する企業です。

本記事では、リブ・コンサルティングの平均年収に加えて、年代・残業時間・福利厚生について紹介します。

リブ・コンサルティングの平均年収を知りたい方や、リブ・コンサルティングへの就職・転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

本記事の要点はこちら

リブ・コンサルティングの平均年収は?

openworkによると、リブ・コンサルティングの平均年収は726万円です。

国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、全給与所得者の平均年収は460万円でした。

そのため、リブ・コンサルティングの平均年収は給与所得者の平均よりも約1.6倍高いことがわかります。

平均年収の高さは、コンサルティング業界の専門性や、DX領域という成長分野での事業展開を反映していると言えるでしょう。

リブ・コンサルティングの年代別年収は?

openworkのデータをもとに、リブ・コンサルティング社員の年代別の平均年収をまとめました。

年齢平均年収
25歳567万円
30歳700万円
35歳731万円
引用:openwork|リブ・コンサルティング 年齢別の年収

リブ・コンサルティングの中途採用率は?

リブ・コンサルティングは、中途採用率に関する情報を公開していません。(2025年3月時点)

グループ社員数が330名であることから、リブ・コンサルティングでは毎月1~2名の退職者と同じ人数を中途採用していると推測されます。

2025年3月時点ではコンサルタント未経験の人材も募集しており、異業種からの転職も可能です。

中途入社後は人事担当とミーティングの機会もあり、評価制度について質問したり疑問を解消する時間が設けられたりしています。

中途入社すると、評価制度に対して人事責任者に質問する時間が設けられます。その中で気になる点などを質問して納得感を強くしています。

引用:openwork|社員クチコミ|コンサル、在籍3年未満、男性

リブ・コンサルティングの新卒採用者数は?

リブ・コンサルティングは、公式ホームページにて新卒採用人数を公表していました。

入社年度総合職
22年卒13名
23年卒15名
24年卒19名(予定)
引用:リブ・コンサルティング|採用情報

リブ・コンサルティングは2025年3月時点で、正社員を25~30名募集しています。

目次

リブ・コンサルティングの平均年収は726万円

openworkによると、リブ・コンサルティングの平均年収は726万円です。

国税庁が発表した「民間給与実態統計調査」によると、全給与所得者の平均年収は460万円でした。

そのため、リブ・コンサルティングの平均年収は給与所得者の平均よりも約1.6倍高いことがわかります。

年度リブ・コンサルティングの平均年収全給与所得者の平均年収
2023年度約726万円460万円
引用:openwork|リブ・コンサルティング|年収
引用:国税庁|民間給与実態統計調査

リブ・コンサルティングと他社の年収を比較

リブ・コンサルティングと同業他社の年収を比較しました。

企業名平均年収引用元
リブ・コンサルティング約726万円openwork|リブ・コンサルティング|年収
フロンティア・マネジメント約1,209万円23年度有価証券報告書
シグマクシス約1,134万円23年度有価証券報告書
三菱総合研究所約1,080万円23年度有価証券報告書
ベイカレント約1,074万円23年度有価証券報告書
PwCコンサルティング約974万円openwork|PwCコンサルティング|平均年収
シンプレクス約929万円23年度有価証券報告書
山田コンサルティンググループ約911万円23年度有価証券報告書
フューチャー約797万円24年度有価証券報告書
大和総研約730万円openwork|大和総研|平均年収
ビジョン・コンサルティング約679万円openwork|ビジョン・コンサルティング|平均年収
船井総合研究所約670万円23年度有価証券報告書
引用:各社IR

リブ・コンサルティングの年収は、比較した12社の中では中間よりやや下に位置しています。

ただし、リブ・コンサルティングは2012年に設立した企業であり、他の企業と比べて歴史が浅いことを考慮する必要があるでしょう。

リブ・コンサルティングにおける給与体系|年代別の年収は?

この章では、リブ・コンサルティング社員の年収がどのように決まるかを解説します。

リブ・コンサルティングは年俸制を採用しており、年俸の12分の1が毎月支給される給与体系です。

月給には基本給と固定残業代が含まれており、毎月50時間相当の残業代が支給されます。

1ヶ月の残業時間が50時間を超えた場合は、超過分について別途残業代が支給される仕組みです。

リブ・コンサルティングの給与体系

リブ・コンサルティングの年収=基本給(年俸の12分の1)+残業代

リブ・コンサルティングでは、賞与(ボーナス)の支給はありません。

年俸制のため賞与やその他手当はないです。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサル、在籍3年未満、女性

毎月、半年、年次の表彰があれば賞与が与えられる。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサル、在籍3年未満、女性

ただし、社内表彰制度の対象者には、賞与が支給されます。

さらに深掘りするため、リブ・コンサルティングの年代別の年収や、新卒での初任給について見ていきましょう。

リブ・コンサルティングの年代別の年収

openworkによると、リブ・コンサルティングの年代・年齢別の年収は以下の通りです。

年齢平均年収
25歳567万円
30歳700万円
35歳731万円
引用:openwork|リブ・コンサルティング 年齢別の年収

openworkの口コミでは、役職がつくと年収1,000万円を目指せるとの意見がありました。

マネージャーも1,000万円超えくらいの着地が多い。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサル、在籍3年未満、男性

また、業務の成果によって給与が決まるため、年齢に関係なく高年収を得られる可能性もあるでしょう。

年齢や年次に関係なくパフォーマンスによって給与が決まるので納得性が高い。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサル、在籍3~5年未満、女性

リブ・コンサルティングの残業代

リブ・コンサルティングでは、毎月50時間相当の残業代が固定残業代として支給されます。

固定残業代の金額は117,714円~となっており、金額は月給に含まれるため残業時間が少ない月でも大きく収入は減りません。

リブ・コンサルティングの賞与(ボーナス)

リブ・コンサルティングは年俸制のため、賞与の支給はありません。

賞与はなくすべて月次での支払い。

引用:openwork|年収・給与制度|コンサル、在籍5~10年未満、女性

リブ・コンサルティングの勤務地

リブ・コンサルティングの勤務地は、東京とタイのバンコクの2箇所です。

東京オフィスは2024年11月、中央区日本橋に移転しました。

バンコクの拠点では、アジア地域における日本企業のマーケティングおよび成長支援に注力しています。

アジアでのキャリア構築を目指す方にとって、リブ・コンサルティングは視野を広げられる魅力的な企業といえるでしょう。

リブ・コンサルティングの初任給

リブ・コンサルティングの採用情報をもとに、初任給に関する情報をまとめました。

リブ・コンサルティングの初任給

月給:416,667円~(内訳)

  • 基本給:298,953円~
  • 固定残業代:117,714円~(月50時間相当)
    ※超過分の残業代は別途支給

年収に換算すると、リブ・コンサルティングの初任給は500万円以上となります。

リブ・コンサルティングは男女で年収差はある?

リブ・コンサルティングは成果主義の給与体系を採用しているため、性別による年収差はないと推測されます。

昇給や評価も成果に基づいて決まるため、性別による給与差は生まれにくい環境であると言えるでしょう。

リブ・コンサルティング社員へのインタビューからは、各自のライフステージにあわせた働き方が実現できているとの声がありました。

出産・育児と仕事のバランスを保ちながら、自分のやりたいことに挑戦できています。

引用:リブ・コンサルティングで活躍する女性が考える、これからの女性の働き方・キャリアプラン

openworkの口コミにも、やりがいを持って働ける会社だという声も寄せられています。

女性がやりがいをもって働きやすい会社です。多くのリーダーポジションにもついており、育児休暇などライフステージに応じた柔軟な働き方をサポートする環境ができていると感じます。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサル、在籍3年未満、男性

性別を理由に、特別扱いや差別的な発言を受けることもないようです。

女性だからどうこう言われることはまずないので、伸び伸び働ける。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサル、在籍3年未満、女性

女性だからという理由で不利になることは特にないと感じる。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサル、在籍3年未満、男性

一方で、リブ・コンサルティングの管理職に女性の人数が少ないといった口コミも寄せられています。

管理職に女性はほとんどいない。そのため女性の声が届きにくく、活躍してる会社とは言えないように感じる。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサル、在籍5~10年未満、男性

リブ・コンサルティングの公式サイトを確認したところ、エキスパート(管理職相当)23名のうち女性は5名でした。

ただし、女性責任者の比率は年々増えているようです。

経営陣は男性のみだが、マネージャークラスの女性は毎年着実に増えてきている。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサル、在籍3年未満、男性

将来的に、管理職層の男女バランスはさらに改善されると期待されています。

リブ・コンサルティングの働き方|残業時間・福利厚生は?

この章では、リブ・コンサルティングの残業時間や福利厚生などの情報を紹介します。

リブ・コンサルティングの残業時間

openworkによると、リブ・コンサルティングの月間残業時間は72.3時間です。

月に20日勤務と仮定した場合、1日あたり3.6時間残業しています。

リブ・コンサルティングの就業時間は9時15分~18時15分のため、平均的な退社時間は21~22時前後になると考えられるでしょう。

厚生労働省が発表した「毎月勤労統計調査」によると、2024年度の正社員の平均残業時間は13.9時間です。

そのため、リブ・コンサルティングの残業時間は全国平均の約5.2倍となっています。

コンサルティング業界の特性を考慮しても、非常に長時間労働の傾向が強いといえるでしょう。

ただし、近年は長時間労働の状況が少しずつ改善されているようです。

以前は土日・祝日もいとわず働く風潮が強かったが、最近はかなり改善され、土日・祝日は基本的に休めるようになった。平日でも事前に休みたい旨をプロジェクトやチーム内で伝えておけば、休みが取れるように配慮しあう雰囲気はある。

引用:openwork|ワーク・ライフ・バランス|コンサル、在籍5~10年未満、女性

コンサル業界のためそれなりの業務量があり忙しいと思っておりましたが、自分の裁量でスケジュールを決められるので働きやすいです。

引用:openwork|女性の働きやすさ|コンサル、在籍3年未満、女性

リブ・コンサルティングの福利厚生

リブ・コンサルティングの福利厚生の内容を、以下の表にまとめました。

福利厚生内容
休暇完全週休2日制
有給休暇
慶弔休暇
健康各種保険
健康診断
産業医との面談
予防接種
手当交通手当
出張手当
慶弔見舞金
結婚祝金
出産祝金
サークル活動支援金
子育て・介護育児休暇
産前・産後休暇
妊娠症状対応特別休暇
育児時短勤務
介護休暇
働き方フレックス勤務
リモート勤務
社内活動サークル活動
新メンバー歓迎会
アルムナイ(退職者との懇親会)
スマートマルシェ

リブ・コンサルティングではサークル活動が盛んに行われており、休日になるとスポーツを楽しむ社員も少なくありません。(引用:リブ・コンサルティング|ワンキャリ企業説明会

リブ・コンサルティングのキャリアパス

リブ・コンサルティングのキャリアパスは、柔軟かつ多様な選択肢が用意されています。

公式サイトでは、以下のキャリアパスが紹介されていました。

引用:リブ・コンサルティング|働き方・人材育成

入社後はコンサルタントとしてキャリアをスタートし、シニアコンサルタント・マネージャーへと昇進します。

その後は海外拠点やグループ会社への異動、ディレクターや役員への昇進というキャリアも目指せるでしょう。

リブ・コンサルティングでは、半年に一度上司とキャリアや目標を共有する時間が設けられています。

目標実現に向けて業務内容を調整する「キャリア・ディベロップメント・プラン」を活用でき、自分の強みにあわせたキャリア形成が可能です。

リブ・コンサルティングはどんな会社?|年収が高い理由・今後の展望も解説

ここでは、リブ・コンサルティングの事業やサービス内容を紹介します。

リブ・コンサルティングの主な事業・サービス内容

リブ・コンサルティングは、2012年に設立されたコンサルティングファームです。

おもな事業内容を紹介します。

事業内容
  • 総合経営コンサルティング
  • DXコンサルティング
  • 新規事業開発
  • 組織開発と人材育成
  • モビリティ領域(交通業界)コンサルティング

代表取締役は関巌氏が務めており、本社は東京都中央区日本橋に置かれています。

概要
会社名株式会社リブ・コンサルティング
英語名LiB Consulting co.,ltd
資本金非公開
本社所在地東京都中央区日本橋二丁目7-1
東京日本橋タワー29階
※2025年3月時点の情報

リブ・コンサルティングの年収が高い理由

リブ・コンサルティングの年収が高い理由として、以下3つの要因が考えられます。

年収が高い理由
  • 設備投資や固定費が少ないビジネスモデル
  • 顧客層が幅広い
  • 成果主義による給与体系

コンサルティング業界は人件費がおもなコストとなるため、収益が直接コンサルタントの給与に反映されやすい構造です。

企業の複雑な課題を解決する専門性の高さと責任の重さから、報酬水準が高い傾向があります。

顧客層はベンチャーやユニコーン企業、大手企業まで幅広く、多様なプロジェクトを担当中です。

幅広い業界や大小さまざまな規模の企業との取引があることで、安定した収益を確保しています。

さらに、リブ・コンサルティングでは成果主義を採用しており、個人の実績や貢献度が給与に直結する仕組みです。

そのため、優秀なコンサルタントの年収は高くなる傾向があるでしょう。

リブ・コンサルティングの今後の展望

リブ・コンサルティングの公式サイトをもとにして、今後の展望や経営計画を表にまとめました。

注力分野具体的な取り組み
モビリティ業界モビリティとエネルギーの両分野におけるビジネスチャンスを探る取り組みを進めている
新規事業の開発DXビジネスモデル構築やEV×エネルギー領域など、先端技術と市場ニーズを融合させた事業開発に注力
海外展開の拡大タイのバンコクを拠点とした東南アジア市場への進出支援を強化
AIの活用AIを活用したデータ分析による業務効率化
人材育成MBAホルダーである役員や社員が指導する社内教育プログラムを実施
参考:リブ・コンサルティング|ソリューション

上記の取り組みにより、リブ・コンサルティングは今後も持続的な成長が期待されています。

まとめ

本記事では、リブ・コンサルティングの年収や給与体系、入社後のキャリアパスを紹介しました。

リブ・コンサルティングの平均年収は726万円となっており、給与所得者の平均と比べても高い水準です。

年齢平均年収
25歳567万円
30歳700万円
35歳731万円
引用:openwork|リブ・コンサルティング 年齢別の年収

コンサルティング業界の特性上、残業時間は他の企業よりも多めですが、近年は長時間労働の改善が進んでいます。

リブ・コンサルティングでは業務の成果によって給与が決まるため、年齢に関係なく高年収を得られる企業と言えそうです。

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